「今年の春は、あまり乗れてないな~。」と、いう訳で、久しぶりに長距離サイクリングを企てて、広島県内を横断してきました。事前の準備不足とコース設定に難ありで、予定どおりに進まない「おもろい旅」になりましたので、ご報告します。

当初の予定は日帰りサイクリング
春のサイクリングシーズンなのに・・・、4月の「おかやまエンデューロ」に参戦して以来、全然乗れてない。こんなことでは、サイクリストの名折れ!、に気づいて、5月の下旬に長距離サイクリングを思い立ちました。
実は2年半ほど前から、サイクリングを実施するときに、目的地をダムに設定して「ダムカード」を貰って帰る!というのをやってまして、今回も「どうせ行くんなら、ダムカード収集!」と、コース上にダムを2ヶ所設定。走行距離180kmで、ぎりぎり日帰り出来るんじゃないかな~という予定でした。(「ダムカード」とは、ダムの情報がギュッと詰まった「小さなダムパンフレット」で、平成19年度から国土交通省・水資源機構の管理するダム等で配布を開始。 令和6年6月現在、全国812の施設で配布中。)
準備・装備について
まずは、コースの下調べですが・・・私は、PCで「ナビタイム自転車」を使ってやってます。「ナビタイム自転車」の良いところは、地図上に通過予定地点をポイントしていくと、コースマップが出来るようになっていて、コースの距離と高低差グラフも作成されます。そんでもって、作成した予定コース図がこちら。(自宅を出発して、約90kmほど東北にある野間川ダム、御調ダムを経由して、自宅に戻る計画)↓

さらに東側を拡大印刷、分岐点の要所になりそうな個所をメモ書きして、携帯用マップとしました。↓

次に、装備関係ですが、愛車コルナゴ号に、サイクルコンピュータ、ライト、予備タイヤの入ったサドルバッグを装着。服装は上から、ヘルメット、半袖ジャージ、指切りグローブ、レーサーパンツ、ソックス、ビンディングシューズといういで立ち。ジャージの背中ポケットに、スマホ、マップ、財布、パンク修理キット、携帯空気入れを詰め込みました。


晴天の中、順調な走り出し
5月28日(水)、天気予報通り晴天に恵まれ、午前9時前に自宅を出発。紫外線対策もSPF50+で、バッチリ!?。まずは、国道2号線を東へ向かって進みます。前日の夜遅くまで、3週目に入ったジロ・デ・イタリアをTV観戦していて少し眠いものの、順調に広島市街地を抜けて、瀬野駅まで進んだところで約30km。ここから八本松駅までの区間は、約10kmで200m上る最初の峠があるので、1回目の休憩をコンビニでとることに。
サイクリングを実施する時、コンビニの存在は、トイレと補給を同時に出来るという点で、非常にありがたいです。コンビニが無かったら、トイレは駅や公園で探すとか、道端で済ます等になりますし、補給はスーパーや食堂でと、ハードルが高くなります。立地件数や立ち寄り所要時間を考えると、コンビニに勝るものは無く、もしも、コンビニ禁止縛りで長距離サイクリングなんてやったら、難易度バク上がり必至です。
そんな訳で、コンビニでトイレ&補給を済ませて、瀬野~八本松の峠を難なく通過した後、2号線を離れて北東に進路をとり、福富ダムを目指して375線に乗ります。八本松~福富ダムは、アップダウンの後、ダムの手前でまた急坂をアップする難所ですが、出発から50kmでまだまだ元気。また、福富ダムは以前にも訪れたことがあるので余裕?で到着。ダムの手前で、道路わきの斜面を走るシカ2頭を発見して驚きましたが、ダム管理事務所前に到着。ダム湖を背景に写真だけ撮って、進路を東に切ります。時刻は正午過ぎで、ここまで約3時間。順調、順調。

福富ダムから東に延びる県道60号線は、やや路面が荒いものの、のどかな田園風景の中を行く、サイクリングしてて楽しい道でした。田植えが終わって少し経ったであろう水田に、青サギや白サギがたたずんでいたり、上空を飛び回ったりしています。こんな景色の中を走れるなんて、サイクリストで良かった~と、思わず頬がゆるみます。途中、遠くにキジが歩いてる姿も見ながら、気持ち良く約15kmほど進み、486号に合流。ここまでは、本当に順調だったのですが・・・。
道に迷って予定外の山岳コースへ
出発から約70km、486号から432号に乗り換える間に、わずかでもとショートカットのつもりで、県道161号を挟んだのがまずかった。この県道、道幅もしっかりあって走りやすかったのですが、432号に向かって別れるT字路で右折するべきところを直進してしまい、どんどん山奥へ。斜度もどんどん大きくなって、あれっ?と思いながらも「地図に表れない起伏だろう」と更に突き進んでしまいました。
ますます勾配がきつくなり、かなり標高が高いところを走ってる感が出て「あ~、間違えた」となりました。そこで引き返せばよかったのですが、「せっかく、ここまで上ってきたので、この峠を越えないともったいない」と、訳の分からん考えが頭をもたげます。激坂をジグザグ走行して峠をクリアして、峠の向う側へ。気持ち良いダウンヒルでしたが、ほぼ下りきったところで三差路に突き当たり、「どっちだ?」。手元の地図が小さすぎてよく判らんし・・・、左は西、右は東であろうからと決断して、右に進路をとることにしました。
無事に予定コース近くに戻ったのだが
迷ったな~と思いながら進む道のりは心細いもので、「ここは何処だ?」「今、どっちに向いてる?」と、不安になりながらも前進します。途中、大きなため池があり、「こんなところにダム?」と勘違いして、立ち寄ります。峠越えの疲れもあり、小休止。何もないので立ち寄り記念の写真撮影だけして再出発。もうしばらく行ったところでコンビニの看板発見!。助かった~。

時計はすでに14時を回っており、距離も90km近くを踏んで、エネルギー切れ寸前といったところ。飛び込んだコンビニで、まずトイレを借りた後、フライドチキンやおむすびを買ってお腹を満たします。ようやくお腹が落ち着くと、「それにしても今何処にいるのか?」と、お店のスタッフさんに尋ねることに。持参した見にくい地図と、この辺りであろう地図の拡大版をスマホで出して、訊いてみると通過してきた大きなため池が、「神田大池」ということと、この店が432号線に面してる事が判りました。どうやら、予定のコースにほぼ戻ったらしいので一安心でしたが・・・。尋ねた女性スタッフによると、私の地図では、店の位置が判らないらしく、私が地図上のこの道に進みたいと言っても、別の道を勧められてるみたいでした。
またしても予定ルートを大きく外れる
確信が持てないまま、店の前を右に出て、次の交差点を右に進みました。後で判ったのですが、正解は店の前を左に出て、次の交差点を左に進むでした(後の祭り)。これも、後で判ったのですが予定ルートに戻る直前に、一つ前の交差点を入ってしまい、あさっての方角へ突き進んでました。

間違えて突き進んだ道は、広くてよく整備された道路で、「世羅フルーツロード」なる看板が・・・。「世羅って、走る予定だったっけ?」と思いながらも、「まあ、気持ちいい道だから、このまま行ってみるか~」と、前進を続けてしまいました。フルーツロードは入った時には東に向いてたはずなのに、どんどん北に延びていく道でした。走ってる本人は、もちろん東に向かってるつもりでしたが。大きなアップダウンが13kmほど続き、体力をもっていかれます。最後は下って184号線に突き当たり、フルーツロード終了。ここは何処だあ~!?。


突き当たってすぐの所に大見郵便局があって、局の駐車場にあった自販機で補給。ここまで約100km、時刻はもう16時近くになっており、とても日帰りは出来そうにない状況。道路標識が、三次方面と世羅方面になっていたので、「三次な訳ないよな~」で、184号線を世羅方面へ。
184号線を少しアップダウンしてしばらくすると、世羅の中心部を通過。すると、道路標識に御調の文字が!。「ああ、御調ダムに行けるかも」とがぜん元気が湧いてきました。
御調ダム到着
世羅から御調までは、下り基調でハイペースで進みました。とは言え、御調の市街地到着時には、17時を回って、夕暮れが近づいていました。幸い、御調ダムを知らせる標識も現れ、一安心。コンビニでパワーバーと缶コーヒーを補充して、御調ダムまで急ぎます。
御調の市街地からダムまでの道のりは、御調川沿いに486号線を途中まで進み、更に川沿いに田園風景をゆるやかに遡上します。この辺りもサイクリングにもってこいの田舎道で、日没に追われてなければ最高の気分で走れるはず。そろそろ疲労が足にきてるのを感じながらも、景色に救われてダムに近づいていきます。途中、狸が目前を横切っていくのに出くわして、びっくり。しばらく行くと突如、急な上り坂の向うに御調ダムが出現。あ~、ようやく目的地に着いた~。

ダムまでの最後の上り坂をえっちらおっちら上って、ダムの堰の上に到着。時刻は17時半を回っており、ダムの管理事務所はすでに閉店。ダムカードはゲットできませんでしたが、証拠写真を2枚撮って、ほんの少し感慨に浸ります。さあ、ここからどうしよう。
宿を求めて三原へ
自宅から約130kmで日没を迎えようとしていたため、近くで宿をとることにしました。幸い、翌日も休日だったので、気楽なものです。とは言え、下調べの段階で、御調あたりで安く泊まれそうなところは無かったので、およそ20km離れた三原まで足を延ばすことを決心。御調ダムをさっさと下って、486号線まで戻ります。まずは、自宅に電話を一本入れて、「帰らない宣言」いや、「帰れない宣言」。御調から三原久井インターまで486号を行き、そこから県道25号に乗って三原まで南下するルートを行くのですが、これが凄い峠道でした。
すでに135kmを踏んできた脚は、限界を迎えつつあるのに、この日一番と言っていい、長く厳しい勾配が待っていました。約10kmで270mの標高を越えることに。痙攣(けいれん)しそうな足をかばうため、一番軽いギアで、なるべくトルクをかけないペダリング。暗闇が迫ってきて焦る気持ちとは裏腹に、ゆっくりと坂を上ってゆきます。峠のピーク手前で完全にナイトラン状態になりましたが、どうにかこうにか峠越えに成功。今度は約5kmの区間で370m下るグネグネダウンヒルです。スピードが出て怖え~、対向車のライトが眩しい~、もう暗くて路面状況がよう分からん~で、スリル満点でしたが、無事下りきって三原の街に入りました。時刻は19時30分を回り、走行距離は150kmを超えて・・・あ~~、疲れた~~。

宿探しでも苦戦
三原駅で、スマホ検索して宿を探したところ、三原港近くに良さげなのが見つかったので、早速、行って門をたたきます。(もちろん、ジャージにレーサーパンツの正装のまま)「あの~、予約してないんですが、今晩、空いてますか?」・・・「ツインのお部屋なら、一泊9,000円でご案内できます」・・・「う~ん、他を探します。ありがとうございます」・・・撃沈。(疲れた体にこたえるで~)
こうなったら、手あたり次第と、駅前地区のビジネスホテルっぽいところに、飛び込み開始。2件目、満室撃沈。3件目も満室撃沈。4件目、「ツインのお部屋で、7,000円」「う~~ん、少し一回りして来ていいですか?」で、さらに粘ります。5件目、撃沈。6件目も撃沈・・・もう、限界!!。4件目のお宿にお世話になることに。

チェックインして、すぐにサイクリング正装のまま、駅前のコンビニに歩いて買い出しに出かけます。(ビンディングシューズが、カチャカチャ鳴るぜ。)ディナー用に弁当と、単品のハンバーグ、缶ビールは500㎖&350㎖。翌朝用に、おむすび3個とカップみそ汁。それから着替えが無いので、パンツとシャツを買い込んで、宿に戻ったら21時を回ってました。腹減った~~。
ようやく正装を脱ぎ捨てて、ユニットバスの湯船に浸かって、酷使した体を温めてから、汗を流しました。さあ、お楽しみの一人宴会。腹が減ってるから、コンビニ弁当でも美味い!。ビールがよく回る!。胃袋を満たしたと思ったら、あっという間に24時近くになってて、本日これにて終了。疲れ切った体をベッドに投げ入れて、明日に続く・・・です。

2日目!、再度ダムカード獲得を企てる
5月29日、7時頃には起き出して、今日の予定はどうするかな~と考えながら、洗面やら朝食やらにかかります。「やはり昨日、野間川ダムを見つけられなかったことと、一枚もダムカードを手に入れてないことが、心残りだよなあ。それに、せっかく三原まで来て一泊したのだから、福山の芦田川河口堰のダムカードも欲しいし」と、またしても危険な香りがする考えが湧いて来まして・・・。2日目の行程を、「三原~芦田川河口堰~御調ダム~野間川ダム~自宅」に決定。8時過ぎにチェックアウトしました。三原駅前のコンビニで、日焼け止めローションを調達して、店先でぬりぬりしてから、いざ出発。天気は昨日の快晴から一転しての曇天。体力的には絶好の「暑すぎず、寒すぎず」です。思いのほか、脚に疲れを感じず「行けそう」・・・。福山目指して2号線を東に進みます。
迷いながらも、第一関門、芦田川河口堰到着
尾道まで約45分ほどで達して、いい感じに進んでいたのですが、早速迷いました。「海を右手に見ながら進めば、福山に最短でつくはず」と勝手に思い込んで、沼隈~鞆の浦方面に侵入。途中、思いがけないアップダウンに悩まされながら、予定外の足を使ったので、道の駅で休憩。その後、開通したばかりの鞆の浦未来トンネル前の激坂をはさんで、ようやく鞆の浦に到達しました。「まあ、鞆の浦を見に来たと思えば・・・」と、自らを慰めて芦田川河口を目指します。

予定より遅れること1時間、11時30分頃、芦田川河口堰到着。記念撮影を先にして、河口堰管理事務所へダムカードを貰いに行きます。ここでは、簡単なアンケートがあって、「どこから来たか?」「年代と性別」そして、「自身をダムカードマニアと思うか?」。笑いながら“思う”に〇して、カードをゲット!。今回のサイクリングで、初のダムカードに思わず頬が緩みます。しかしながら、予定より約10km多めに走って、1時間遅れの現状を取り返すべく、先を急ぎます。
御調ダムに再挑戦
河口堰から、芦田川沿いに遡上して、昨日時間切れでダムカード奪取に失敗した御調ダムへ。御調ダムは、芦田川水系の支流にあたる御調川の上流に鎮座してるので、芦田川~御調川を遡っていけば、ほとんどアップダウン無く、御調ダムに着けるのでは?と云う魂胆です。
河口堰から北に向かって右岸の河川敷は、よく整備されたランニング&サイクリングロードが6kmほど続きます。ここは、本当に気持ちいいサイクリングロードになっていて、「ここを走るために来ても良いのでは?」と思えるほど、フラットな直線路が続きます。もちろん、川とその対岸の眺めも楽しめますし、何より車や信号の心配をしないで長く走れるのは嬉しい限り。あっという間に、サイクリングロードを終了して、途中、川の左岸に渡って、しばらく行ったところで昼休憩。コンビニでトイレ&補給を実施しました。
午後の部開始で、さらに芦田川沿いを進撃。天気は、時折ポツポツとあるものの、絶好の曇り空で走りやすく、川沿いの道のりは目論見通り、アップダウンが少なく、順調に距離を稼ぎます。休憩から約45km進んだところで、御調の市街地に14時頃到着。昨日、目にした風景に一息つきます。

道の駅で一服して、御調ダムへ。昨日と全く同じ区間を走るので、ここは迷いません。14時30分頃、御調ダム到着。本日2枚目のダムカードをゲットして、さらに野間川ダムを目指します。カードを渡してくれた所員さんに、「この道を進めば、野間川にダムに行けますか?」と尋ねると、「はい。(坂道)がだいぶ急ですが」と・・・。やっぱり、そうかと思いながらも「行ってみます」と返事して、次のダムを目指しました。
大苦戦!、御調ダム~野間川ダム
御調ダムと野間川ダムは、約8kmほどしか離れていないはずですが、標高は御調ダムが約180mなのに対して野間川ダムは約405mほどもあり、激坂区間・・・という事は、事前調査で判っていたんですが、もう行くしかありません。
御調ダムを出発してからすぐに上り始め、もう激坂です。車がようやく離合できるほどの細い坂道を、立ちこぎと、道幅いっぱいのジグザグ走行を多用しながら、上っていきます。3kmほど続いた木立の中の激坂を這い上がっていくと、急に広くて開けた2車線の道路に抜けて、「久井カントリークラブ」の標識が現れました。「あれ、また迷った?」反対側は、下ってたので、上っていく久井カントリー方面へ。更に勾配を上った先はゴルフ場で行き止まり。完全に迷いこんで、標高420m(泣)。
こうなったら、ゴルフ場の職員さんに尋ねるしかありません。「すいませ~ん。野間川ダムに行きたいんですけど、どう行ったらいいですか?」。「来た道をまっすぐ下ったら三差路にでるので、右に曲がって、尾道ゴルフクラブ方面に~」と、いかにもゴルフ場の人らしい案内を頂きました。お礼を言って、別れ際に「どこから来たん?」「今日は福山から」「ええのう、わしも持っとるんじゃが、なかなか乗れんのよ。気をつけて!」「ありがとうございます!」。ここまで、約100km。時刻は15時に迫っていました。
案内どおり、まっすぐ下って右折してしばらく行くと尾道ゴルフクラブの看板が見えてきました。看板に従って、さらに右折してゴルフクラブ方面に行くと、やはりゴルフ場の手前から上り坂が待ってました。まあ、久井のゴルフ場までの上りに比べれば・・・と、頑張って上ってみるも、ゴルフ場しかありません。ゴルフ場の先は、下り坂でヤバイ気配。またしても迷ったかと、来た道を引き返します。案内どおり来たんだから、ダムの近くまでは来てるはずと、カンに頼って行ったり来たりしてみましたが、ダメでした。
観念して、道端で草取りをしていた年配の女性に、尋ねることにしました。「すいません、野間川ダムに~」と聞いたのですが、「私じゃ判らんから、お父さ~ん」と、わざわざ遠くで農作業をしていたご主人を、呼んで下さいます。歩いてやってきた、ご主人がから「この先の信号を右に曲がって、しばらく行った先のセブンイレブンで尋ねてみなさい」と教えてもらえました。本当にありがたかった~。教わった通りに進んでいくと、セブンイレブンが見えてきて、近づいたところで「野間川ダム4km→」の看板が!。「やっと、来たか~!!」

※御調ダム~野間川ダムで迷いあげたの図。緑の線が走行路です。向かって下にある大きめの湖が、御調ダムで、上にある小さな湖が、野間川ダムです。御調ダムの左手のグリーン地帯に、久井カントリークラブ。野間川ダムの下に見えるグリーンに尾道ゴルフクラブがあります。東(向かって右下)から進行して、御調ダム→久井カントリークラブ→尾道ゴルフクラブ→と進んで、そこから大迷走。来た道をほぼ引き返すように、図の中ほどの三差路まで戻って西に向かい、そこから大きく逆コの字型にう回して、野間川ダムに近づいたのでした。
2日越しでたどり着いた野間川ダム
セブンイレブンで一休みして、ダムまでの登坂に備えます。御調ダムから迷いに迷って、約15km、山坂道で1時間半も要して、時刻は16時近く。サイダーとスニッカーズでカロリーを補充して、4km先のダムまで。アップダウンの道のりを行った先に、ついに野間川ダム発見!。

「よーやくたどり着いた~。」さっそく記念写真をと、スマホを背中から取り出して・・・バッテリー切れでした。ガ~~ン。ここは、ダムの堰の上が通行止めになっていて、渡り初めも出来ずで、苦労した割には報われない感じでしたが、本日3枚目のダムカードを無事ゲット。さあ、早く帰らなと!!。ここまで、115km。時刻は16時30分、自宅まで約100km残っとるぅー!!。
またしても日没に追われながら帰路を急ぐ
あとは、帰るだけと、帰路を急ぎます。先ほどのセブンイレブンまで来た道を戻り、そこから県道25号、486号、432号と走って、まずは白竜湖を目指します。後で地図を見ると、もっと短縮できたんじゃないか?と思える道もあったのですが、さんざん迷ってここまで来たので、大きな道を安全に進むことを優先させました。
486号は、疲れもあってか、アップダウンが結構きつい道のり。少し手こずりながら486号をこなした後、432号に入って少しで、白竜湖に到着。「道の駅よがんす白竜」が目に入ったので、たまらず休憩。トイレ&自販機で渇きを癒して、時計を見ると18時前。足の疲れも結構きてる感じですが、先を急ぐしかありません。道の駅を出発して、白竜湖を左に見ながら486号を離脱して、348号へ進みます。
福富までの、348号~33号は、車の通りも少ない走りやすい田舎道でした。特に沼田川沿いの33号線は日没に追われてなければ、景色を堪能しながら、ゆったり走りたいところでしたが、そうもいかないので、クルクルとペダルを回し続けペースを刻みます。とは云うものの、体が疲労だまりになってて、スピードは出てませんでしたが(笑)。
33号線を終了して、375号線に入ると、ここは往路で来た道、福富ダムのすぐ近く。自宅まであと50㎞かあ~と、気持ち的には少し楽に。この後、375号~350号~80号と走って、わずかに日没後の明るさが残る中、八本松の街中までたどり着きました。19時過ぎにコンビニに入って、最後のトイレ&補給を行いました。
最後はナイトランになるも、無事ゴール
「ここまで来れば、もう上り坂も無いし、残り40km!」と、気合を入れなおして、ライトを付けて、出発しようとすると・・・ライトがつかん・・・。スマホに続いて、こちらも充電切れでした。があ~~~ん。真っ暗にならないうちに、瀬野までの峠を下っておかねば!と、妙なアドネラリンが湧き出るのを感じなら、19時30分頃、ロングスパートを開始。
無事に瀬野まで下ったところで、いよいよ無点灯で2号線をナイトランすることに。「警察に見つかりませんように」と祈りながら、進んでいきます。このあたりからは、街灯のおかげで、暗くて怖いという感じは殆どないのですが、後ろから走ってくる車から見て、どうなのか?ってのが心配です。サドルバッグとシューズに反射材が付いているのが頼みの綱です。「車から、ちゃんと見えてるとはず」と信じて、車道を突き進みます。さらに2号線を市街地に抜けて、西広島駅で小休止。最後のトイレ休憩がパート2に(笑)。缶コーヒーでカフェインも入れて、あと一息!。
21時過ぎ、五日市の自宅に到着。無事、警察に呼び止められることもなく、ナイトランも終了。いや~長かった。サイクルコンピュータの2日間の積算距離が、360kmを超えていました。こんなに走ったのはいつ以来か?。やったじぇ~~~(笑)。でも明日、仕事・・・(泣)。

旅を振り返って
今回は、とにかく準備不足でした。出発前に作成した地図が、おおざっぱ過ぎで、何処を走ってるか分からなくなる事が数回。時間にして、何時間ロスしただろうかと。もっと詳しく道程を調べておくべきでした。本来、日帰りでも何とかなるんじゃないか?と思って作った計画でしたが、途中、大きく道を外れてお泊り、更に変更した計画も、散々迷って結果的に厳しいことに。
スマホやライトの電源が失われたのも痛かった・・・。もともと日帰りの予定でしたから、充電器は持ってなかったんよね~。危機的な状況に陥ったという訳ではないですが、記念写真が撮れないとか、電話できんとか、警察の目が心配とか・・・ちょっとね~。
とは言え、ダムカードは3枚ゲット出来たし、フルーツロードは全線走ったし、野生の動物も目にしたりと、楽しい旅になりました。道に迷って、2日間走りまくったのも、良い話のタネになりましたし!?。何より、知らない道を自力でぐいぐい進んでいく爽快感が、自転車ツーリングにはある!。これは、ちょっと他の乗り物や移動手段では、得難いものではないかと思ってます。
また、アラ還の弱虫でも、「まだ、これくらい走れる!」と身をもって確認できたのは収穫でした。足が攣りそうになることも何度かありましたが、痙攣して全く動けなくなることも無く、パンク等の機材トラブルで進めなくなることも無くで、良かったと思います。ま、怪我や事故も無く、無事帰って来られた事がなによりですから、かなり上出来のツーリングではありました(笑)。
次は、何処に行こうかな~♬


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