2019年6月に、「とびしま海道」と「しまなみ海道」を旅した時の事を、掲載します。

あこがれの、しまなみ海道の終着点「サンライズ糸山」に泊まってみたい!・・・と、いう訳で走ってきました。「自宅発!愛車コルナゴ号で行く、とびしま海道~しまなみ海道一泊二日の旅」。
お泊りは、サイクリストの楽園?サンライズ糸山。往復約240km。
まずは、事前準備と計画など
旅を思い立ってから、約3日間で事前準備しました。
当初、広島市の自宅から尾道経由で、しまなみ海道全線往復を考えてみたのですが、片道走行距離が160kmを超えるため断念。(今のオイラの足では無理だわ~)
そこで、呉経由で、安芸とびしま海道を全線走って、フェリーで瀬戸内しまなみ海道の中間点に渡り、
今治市のサンライズ糸山を目指すコース、片道120kmを設定。
サンライズ糸山の宿泊予約は、6月の平日ということもあり、出発日前日のお昼でも取れました。

今回のコースは、自宅からとびしま海道までの、広島市中心部と呉市中心部を抜ける、交通量の多い区間、「がまんパート」と、「とびしま海道全線パート」、それに「しまなみ海道愛媛県パート」の3つからなります。それぞれ約40kmほどですが、最初の「がまんパート」は、ほぼ平坦ながら、大型車両の通行や信号の変わり目などに注意しつつ、慎重に進まねばなりません。
なんで、「がまんパート」を走らなければならないかと言うと、ただ「自宅から、自走で今治まで行ってきた!」と言い切るためでして・・・(笑)。
自宅~とびしま海道

6月20日晴れ。9時10分に自宅をスタート。約2時間かけて呉の中心部にたどり着きました。まだ11時過ぎですが早めのランチタイム、すき屋の牛丼(並)を頂き!。自転車の上で、飲んだり食べたりが得意でないので、しっかり止まってドカーンと飲み食いするのが、自分流です。
ランチを終えて、坂の町を抜けると、とびしま海道の最初の橋、安芸灘大橋が見えてきます。「いよいよ海道に入るぞ!」と胸が高鳴ります。お楽しみの海道サイクリング開始です!。とびしま海道は、走ってみると、「実は、しまなみ海道よりも楽しいのではないか?」と思うほど良いです。橋づたいに渡れる終点が愛媛県の岡村島で、四国本島まで通ってないためか、車両の通行量は少なく、自転車は非常に走りやすいです。また、島々のほとんどのサイクリングルートが、海岸線ぎりぎりを通っているため、しまなみ海道より海を近くに感じられます。

そんなとびしま海道の大小7つの橋とオーシャンビューを満喫しながら、14時10分、岡村港に到着。ここからフェリーで、しまなみ海道が通る大三島の宗方港まで渡ります。
フェリーで大三島へ
15時発のフェリーの時間まで、おやつ&大休憩をとることに。ここまで約80km。足の疲労と残り距離への不安があるものの、フェリーの時間に間にあったことに安堵です。サンドイッチとおにぎりを近くのスーパーでゲットして、港の待合所で空腹を満たしました。
港では、三原市の須波港からやってきたというウイルエールに乗る男性サイクリストに遭遇。自転車の旅は初めてと言っておられたが、日帰りだったのかな。お互い、けっこう疲労してて?、あまり話さなかったけど、ご無事でしたか~?。
港のスタッフさんによると「フェリーは、自転車のスパイクシューズでは、2階の客室に入れません」とのこと。「1階にはバリアフリー(車いす用?)のスペースがあって、替えの靴が無いときは、そちらで過ごしていただきます」ですと。幸い、オイラは宿泊用にサンダルシューズを携帯していたので、無事に客室へご入場出来ました。(ウイルエールの人は、バリアフリーコーナーでしたな)

後で判ったんですが、フェリーはこの春に就航したばかりの新造船で、床がビンディングシューズで痛んだり、階段で転倒するのを嫌ってのことらしいです。事前に、フェリー会社のHPを見たけど、そんな情報は、どこにも無かったし、ちょっと、サイクリストに厳しいんじゃないかな~。
まあ、それはさておき・・・。宗方港までの23分間のゆっくり船旅・・・良いもんですな~。旅情を掻き立てられます。自転車は安く載せられるし、フェリーと組み合わせてのコース設定は、楽しみに広がりが出る感じで、オイラは好きですね~。
大三島~しまなみ海道
宗方港に到着すると、大三島の周回道路の南部を、しまなみ海道目指して走ります。
この大三島の区間が曲者でした。今回のルートで一番の峠が、2つ待ってました。岡村港~宗方港で、およそ1時間半ほど足を貯めたはずでしたが、一気に大放出。
「この峠を越えないやつは、しまなみ海道に入れてやらん!」とばかりの勾配に、これまで使ってなかったフロントギア-34Tも使い込んで、ようやく攻略しました。海の向うに見えてきた来島海峡大橋が、遠くに感じられました。

視界に大島大橋が近づいてくると、「橋をあと2つ!」と気合を入れなおして・・・と、思ったら突然、大三島橋の標識が!。「ああっ、もう1つ橋があった!!」忘れてました。遠くから見えない大三島橋。「橋をあと3つ・・・」と頭の中で訂正して渡ります。大島大橋にたどり着いたころには、お日様もだいぶ傾き、海面が夕日に輝いていました。「ああ、なんて美しい・・・」と思わず、橋の上で涙が出そうに・・・最近、歳のせいか涙腺が・・・(笑)。
大島大橋を渡りきると、大島の区間は、やや車の多い町なみの区間。それまで見えていた来島海峡大橋も一旦見えなくなります。走行距離も100kmを超えてきて、足がぴくぴく。乗ったまま、片手で腿をもんだりしながら、なんとか自分の足をごまかして、来島海峡大橋のたもと、よしうみいきいき館に到達しました。
自販機で水分補給して、最後のクライマックス、来島海峡大橋へ。

「来島海峡大橋を渡るのは、何年振りだろうか?。もしかしたら、10年以上たってるかも。」この橋は、さすがに巨大な構造物といった趣です。これまで渡ってきた橋は、自転車だと、あっという間にわたってしまう感がありますが、来島海峡大橋は、「まだ橋の上だよ~」と思うくらい長い時間をかけて渡る感じです。もちろん、橋上から眺める海の景色は最高!。まさに空中散歩!。キング・オブ・しまなみブリッジ!。走りがいのある橋ですよ~。
念願の“サンライズ糸山”で過ごす
来島海峡大橋を渡りきるとサンライズ糸山に到着。17時55分。
自転車ごと部屋にチェックインして、まずは貸し切り状態の大浴場で汗を流します。大浴場からも来島海峡大橋が眺められます」というふれこみでしたが、生け垣がやや邪魔をして橋は見えにくかったかな。

そして、レストランでお楽しみの一人宴会。「今治野菜のシーザー・サラダ」と「松山どりと今治野菜のロースト」、それにびんビール2本を平らげて、消費したカロリーを補充(うまかった~)。とびしま海道としまなみ海道を満喫した1日を締めくくりました。

復路は来た道をひたすら帰る
2日目の復路は、来た道をひたすら帰る旅。フェリーの便の都合で、朝7時20分にサンライズ糸山を出発して、15時30分過ぎに自宅に到着しました。
大きなトラブル無く、パンクやメカトラもなく、観光もなく(笑)、無事に帰ってこれて、めでたし、めでたし。お天気にもめぐまれて、楽しい旅でした。

しまなみ海道は、全線走ると約70kmあるのですが、今回走ったのコースでは、とびしま海道約40km&フェリー&しまなみ海道(愛媛県側)約40kmで合計約80km。一日で2つの海道を満喫出来るし、間に船旅も楽しめるので、サイクリング・ツアーとしては超オススメです。私も、また別の季節で再チャレンジしたいなあ~なんて思っています。


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